記憶屋
こんにちは、最近お金がなくて、イベントスタッフみたいなバイトを探してるんですけど、なかなか面接にたどり着けなくて、でも評判がいいところ行きたいので、頑張って探してます。
記憶屋という小説を読みました。
この話は都市伝説として信じられている人の記憶を消せるという記憶屋の正体を一人の青年が探っていく話です。
今読み終わった直後なんですけど、胸が空っぽになるような、穴が開いているような気持ちです。すごい話だったなーと思います。最後にかけての盛り上がり方がすごくて、感動とか共感というよりも、なんていうんだろうな、悲しいお話でした。
皆さんは自分の記憶を消したいと思ったことはありますか。僕はありません。記憶を消された後の自分はもう自分じゃないと思うから。それは自分が本気で忘れたいような記憶がないからかもしれません。でも本の中の主人公が思っていることと同じで、今まで積み重ねてきたもの全部で人は形作られてると思うので、記憶を消すのは、今後自分が生きていく上では、必要のないことかなと思います。
記憶を消さないと自殺してしまう人がいると考えたときに、自殺した本人はもうこの世界に失望しきって、やり残すことはないと思ってるかもしれない、この失望した記憶を消すべきかと考えたときに、それでも消すべきではないと思うんですよね。世界のあらゆることはつながっていると思ってて、つながっている限り、一人あるいは周辺の記憶を消したところで、世界全体でみると違和感というか、変なものが起きると思うんですよね。まあそれは記憶屋が世界の異物として考えられた場合なんですけど、記憶屋を前提とした世界でもやはり
、記憶を消すという行動は消された人も消された周りの人にも心の傷が残るし、それを背負って生きていかなければならないっていうのが、やっぱり引っかかります。
記憶屋が実在していて今家族とか、彼女とかの記憶を消されたら、自分はどうなるんだろうって考えたときに想像できないですけど、私壊れると思うんですよね。今依存しているわけではないんですけど、自分の考えていることと現実が違ったときにどうしていいかわからなくなると思うんですよね。
そしたら記憶喪失したらどうするんだって話にはなるんですけど。記憶喪失は外的な要因があって記憶がもとに戻る可能性もあるから、なんとも言えないですね。希望を捨てずにあがくと思います。
まとまりなくてすいません笑いつもですけど。
今日はこの辺で~