最近
最近ブログを書いていなかったなと思いながら、今書いています。
こんにちは。
最近は本当にたくさんの本と音楽に触れるようにしています。
でも今読んでいる「自分の中に孤独を抱け」という本で岡本太郎が現代芸術を依頼主のいない、職人気取りが作る芸術風のものと言っていて、納得できるような少し悲しいような気がしています。
たしかに、音楽とかお話を作るのを仕事にしている人たちはお金を得るためにそういうものをつくっているのかもしれない。世間の流行を気にしながら、その時代にはまるような芸術を作っているのかもしれない。自分ももし売れる曲とか小説を作るとしたら、そうなっていくのかもしれない。
最近は作家という人間に興味があって、いろいろなインタビューを見る機会が多いですが、とても面白い人たちの集まりだなと思っています。自分の言葉を探した末に編み出してる感じがかっこいいですよね笑
自分の言葉をもっている人にほんとに憧れるんですよね。自分が言葉に自信がなくて、小さいころから何言ってんのかわかんないといわれ続けて、もう21歳になって、自分の言葉を探しています。
現代の個性感って例えば、流行というバスに乗り遅れたとしても、僕はそれに乗らずに逆方向に歩いていくんだぞというような意思表示なのかなって思ってて、それが少しちがうんじゃないんかなと考えています。
自分の個性って、ほかの人がやっていないことをやるというよりも自分が考え出したものが形になった時自分の言葉を持っていると言ったり、自分だけの個性と言えたりするんじゃないかなと思います。
それが、奇抜だったりキャッチ―だったりすると売れるから個性と呼ばれているだけで、それは個性をバスと逆方向に歩いていく人間ととらえているような、街の中で裸で踊った人間が一番個性的だといっているような気がして、それが少し詰まんないというか。
個性は自分だけのものだし、個性を出したいって思ったら、自分で何かを作ったら自然と出るものなんじゃないかなと思います。
だから売り物にするためには、どうやってバスと反対側に歩くかという話じゃなくて、個性は自然に出てるんだから、その個性的な作品をどうやったらお金にできるかっていう技術を身につけたらいいんじゃないかなって思いました。
なんか自分がもの売ってからいえよって感じなんですけど、自分の考えを整理したくて、書いておきます。